屋久島のお茶

亜熱帯から亜寒帯までの豊かな自然を抱く屋久島に丸山園の茶園があります

屋久島の茶畑  縄文時代から悠久の時を積み重ね、見事な巨木となった屋久杉群をはじめ、豊かな自然で有名な屋久島。
 九州本土の南端、佐多岬の60Km程南に位置し、鹿児島空港から飛行機で40分ほどで到着する淡路島より少し小さい島です。

 鹿児島の南といえば、イメージするのは沖縄のような常夏の南国イメージ。屋久島も亜熱帯の海にあり、海岸線のサンゴ礁には熱帯魚が遊び、有名なダイビングスポットも点在、ウミガメの産卵が見られるなど、海のレジャーを楽しむことができる場所として有名です。
  一方、屋久島には別の側面があります。

 白神山地とともに日本で初めてユネスコの世界自然遺産として登録された九州最高峰の宮之浦岳(1935m)をはじめ、永田岳・黒味岳など標高1800mを超える山々がそびえ、登山スポットとしても有名です。
  さながら、“亜熱帯の海に浮ぶ『雪山』を抱く不思議な島”といったところでしょうか。

 この特異な地形が、亜熱帯から亜寒帯までの多様な植生の垂直分布を生み出し、樹齢数千年におよぶ屋久杉を育むなど、他に類を見ない見事な森林生態系を作り出しています。
  年間を通じての多量の雨と激しい風、そして強く降り注ぐ太陽。厳しい気象条件の中で豊かな自然が息づいている、それが屋久島の特徴です。

 その屋久島に志戸子という地区があります。
  屋久島空港から車で約15分。樹齢500年ともいわれるガジュマルをはじめ、様々な亜熱帯の植物を見学できる「ガジュマル園」や有名なダイビングスポットなど、有数の観光名所が点在します。亜熱帯の気候に恵まれたこの志戸子に弊社の茶畑があります。

屋久島だからできる、安心・安全なお茶づくり

 昭和61年12月8日屋久島の志戸子地区の屋久杉林の開墾がはじまりました。

 開墾が始まる前、志戸子ではウコンや生薬「莪朮(ガジュツ)」が主な生産品で、志戸子の荒木町長(当時)は新しい島の復興について検討していた時期でした。時を同じくして、弊社社長の井ヶ田は、早くお茶が収穫できる土壌や栽培に適している場所を探していました。両者が出会い、お茶のための土地の改良がスタートしました。

 お茶は深く根を張ります。ショベルカーで杉林を伐採し2メートルから5メートル程度、土を掘り起こして伐採したスギや魚粉を細かく砕いた物を加えて水分や空気の循環のよい下地づくりを行いました。

屋久島の茶栽培 こうして時間をかけて育んだ“土”は、お茶の栽培に適したものへと変わっていきました。

 この“土”に最適な“茶葉”を選ぶこと、それが次の課題となりました。そこで選んだのが鹿児島試験場の苗木。試験場の苗木(やぶきた品種・あさつゆ品種他)は管理体制と品質がよく、この新しい“土”で安心しておいしいお茶を実現するのに最適と判断。この苗木をじっくりと育ててきました。

 屋久島は離島なので、病害虫が外から入りにくいというお茶栽培にとって重要なメリットがあります。また、無農薬栽培を行うためには隣接されている畑からの農薬が入りにくい環境がないと難しいのですが、これも離島であるからこそ実現が容易でした。
 さらに、海に囲まれているので、お茶を育てるときに肥料になる魚粉が豊富なこともお茶がおいしくなるポイントでした。

  そして雨量が多く、日差しも強く温暖。
  屋久島は有機栽培のおいしいお茶を育てることに適しています。そんな条件の揃った環境で、さらによいお茶を育てるために、弊社をサポートしてくださっているのが、篤農家(とくのうか)の白川さんです。 屋久島でお茶や農産物を育てて20年になる白川さんは、これまでにもやぶきた品種、あさつゆ品種、ゆたかみどり品種などを育てた経験がありました。

  屋久島でお茶や農産物を育てて20年になる白川さんは、これまでにもやぶきた品種、あさつゆ品種、ゆたかみどり品種などを育てた経験がありました。

  さらに肥料のブレンドから荒茶に加工する工程まで、白川さんは自前の茶工場で行っており、弊社が考える「安心して飲めるおいしいお茶」をつくるために欠かせない方となりました。
  白川さんの育てるおいしいお茶は、今年の春にも収穫され、茶都でも人気の商品となっています。

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